建築家との家づくりにチャレンジしてみませんか。

2017/09/28

川口の家Project 地盤調査


        川口の家Projectの地盤調査を行いました。
        
        通常戸建ての場合は『スウェーデン式サウンディング試験』
        を行います。
        地層構成を調査し建物の重さに耐えられる地盤かの判断を
        行い軟弱地盤の場合には『地盤改良工事』を行う必要が有ります。
        
         


        建物の四隅と中央の合計5カ所を円錐形をねじった矢じり
        のような鉄棒に重りを乗せ、鉄棒の沈み具合で地盤の強度を
        測ります。
        近所の家は改良工事を行っていなかったから自分の家も大丈夫!
        などと安易に考えず、キチンと予算取りをしておくことをお勧め
        致します。
        
        

        
        
        


         


2017/09/25

朝霞S-house Project 上棟





上棟を控え前日に足場組と鉄骨階段の柱を取り付けます。


        S-houseの階段は螺旋階段を設置しますので上棟後の搬入
        は非常に困難と判断しての作業となりました。
        柱を垂直に設置しないと階段が斜めになってしまうので
        下げ振りを使いながら慎重に作業を進めます。

        下げ振りとは逆円錐形の重りを釣った糸を張り鉛直を測る
        道具です。
       
        

基礎にしっかり固定して設置完了です。  
       



上棟初日、木造3階建て延床面積83坪の住宅はとにかく
大きいです・・・

       

        木造の家ではあまり見られないドラゴンクレーンでの
        作業となりました。



        柱のスパンが長い為鋼製プレートの設置も同時に
        行います。
        

        上棟まで計3日間の作業となりました、作業員の皆様本当に
        ご苦労様でした。



〔朝霞 S-house〕

設計・監理:株式会社 デ・ステイル建築研究所→こちら
施工:ASJ東京北スタジオ【株式会社オオバ工務店】
   〒115-0052 東京都北区赤羽北3丁目16番25号
   TEL:0120-702-112
   E-mail:oba21.house@gmail.com


By ㈱オオバ工務店
ラベル:Project,朝霞S-house

 








2017/09/22

川口の家Project 解体工事


                      川口の家projectの解体工事現場に行ってきました。
        
 

        解体工事は建築工事を行う上で、一番トラブルになりやすい
        工事と言っても過言ではありません。
        郊外や近隣様と昔からお付き合いのある建替えなどの際には
        特に問題はないと思われますが、新たに土地を購入して新築を
        される場合には、近隣様への事前挨拶や工事中の配慮ができる
        解体業者へ依頼致しましょう。

        もちろん弊社でも優良業者のご紹介も可能ですのでお気軽に
        申しつけ下さい。
        
               
              


        建物を解体すれば工事完了というわけではありません。
        解体した家の下に『地中埋設物』とよばれるものが
        埋まっている場合があります。
        例をあげると「解体した家のその前に建っていた家のガラやゴミ」
        「浄化槽」などなど・・・
        地中埋設物は実際に解体してみないと解りませんので
        別途予算取りをしておいたほうが良いかもしれません。

        新たに土地を購入される際には不動産業者から説明のある
        『重要事項説明』の中に地中埋設物の負担は誰がするのか
        明記されていると思いますので必ず確認しておきましょう。

        解体の次は地盤調査を行い地鎮祭、工事着手となります。




        

        
        





2017/09/16

町屋の家Project 屋根葺き


        今日は屋根工事のおはなしをいたします。




        一般的に屋根の下にはルーフィングという防水処理を施された
        下地材を水下方向から上へ重ねて敷いていきます。
        素材はフェルト紙にアスファルトを染込ませたもので出来ていて
        家に雨が侵入するのを防いでくれます。
 


        屋根材には大きくわけて金属系・スレート系・瓦の三種類
        がありますが、本Projectでは金属系のガルバリウム鋼板
        を葺きます。
        ガルバリウム鋼板は主に亜鉛とアルミで出来ていて軽くて
        錆に強くメンテナンス費用が他の屋根材よりも掛からない
        人気の屋根材です。


       棟換気用の溝を設けて小屋裏の熱く湿った空気を逃がしてあげます。
       小屋裏の換気を行わないとカビ・結露・白蟻・木材の腐朽の原因と
       なります。
       ※他にも小屋裏の換気方法はありますのでので、設計者さんや施工店
        の方に必ず確認致しましょう。
       
       

        専用の金物を設置して・・・


        雪止め金具も設置・・・



        屋根工事の完了です。