建築家との家づくりにチャレンジしてみませんか。

2017/10/25

川口の家Project 地盤改良

川口の家Projectの地盤改良工事が行われました、住宅の地盤改良は大きく分けて
3つの工法があります。
①表層改良・・・主に表層部の地盤が軟弱の時に固化剤と撹拌し良好地盤層と一体化
        させ支持地盤を造る工事です。
②柱状改良・・・表層面から2M~8M位まで軟弱地盤層があるときに採用される改良工事
        です。
        500φ~600φ程度の穴を堀りセメントミルクと土と水で撹拌した
        材料を穴の中に埋める工法でコスト面でも一般的な改良工事です。     
③鋼管杭・・・読んで字のごとく鋼製の杭を地中に打ち込む改良工事となります
       鉛直・水平方向に大きな耐力を持つため大きなビルなどにも用いられる工法です。
       コストはやはり改良の中では一番高価となります。

①~③の中から枝分かれし各社いろいろな工法が存在します。
当社が採用している柱状改良は『ピュアパイル工法』という物で通常500φ~600φの穴をあける
のが一般的ですがこの工法は200φの大きさでOK。。
単純に使う材料も少なくて済みますのでコスト面でも非常に優れた工法だと思います。






白い袋に入ったものがセメントミルクとなりお水と撹拌して地中に注入していきます。

セメントミルクを注入する穴です、、200φです。

職人さんがセメントミルクのレベルを計測しています。
木の棒についた受信機と送信機が設定されたレベルに合うと音がなる仕組みです。

写真奥の三脚の上に設置された機械が送信機です、、

全てのレベルを測り・・・

地盤改良完了となります。
次は基礎工事と進みます、非常に楽しみです。。



〔川口の家〕

設計・監理:スタジオ・スペース・クラフト一級建築士事務所→こちら
施工:ASJ東京北スタジオ【株式会社オオバ工務店】
   〒115-0052 東京都北区赤羽北3丁目16番25号
   TEL:0120-702-112
   E-mail:oba21.house@gmail.com


By ㈱オオバ工務店
ラベル:Project,川口の家

元浅草の家Project

今週から元浅草の家projectをブログにUPしていきたいと思います。
元浅草の家はRC造・地上4階建て延床面積約66坪のProjectです。
地縄張り後の画像です・・・地縄を見る限りシンプルな長方形の建物
になると思われます。。

接道道路が狭い為杭打機が入るのも一苦労です。
RC造の為、しっかりとした鋼管杭を打ち込みます。

杭打機設置完了。。

杭本体径267.4mm・羽部分径800mmあります。
先頭についてる羽を使い杭を回転させながら支持層まで打ち込みます。

木造の住宅の改良工事とは違いますね、、当然振動も大きくなります。
近隣の皆様ご協力ありがとうございました。

鋼管杭を打ち終わったら根切りを行います。

捨てコンを打ちます、捨てコンとは基礎底面を平らにしたり基礎の通り芯
などの墨出を行うために必要な工程となります。

鋼管杭と本体の配筋を接合する『杭頭補強筋』を溶接します。。

 
    全ての杭に『杭頭補強筋』を固定したら基礎の墨出しを行い工程を
    進めていきます。
    次のブログUPをお楽しみに。。





〔元浅草の家〕

設計・監理:ピコグラム建築設計事務所→こちら
施工:ASJ東京北スタジオ【株式会社オオバ工務店】
   〒115-0052 東京都北区赤羽北3丁目16番25号
   TEL:0120-702-112
   E-mail:oba21.house@gmail.com


By ㈱オオバ工務店
ラベル:Project,元浅草の家

2017/10/11

善福寺の家Project

     善福寺の家に見学に行ってきました、木造2階建て延床面積
     約30坪の住宅です。
        私は30坪の家と聞くと大きいイメージがあります・・・
        最近、都内では狭小住宅が多いです、多くは3階建てで延床30坪
        という現実…ちろん家族構成や間取りや空間の使い方にもよりますが
        2階建て延床30坪・・・実際に見てみると大きいと思います。。
      外壁仕上げは2階がガルバリウム鋼板張り、1階はモルタル通気工法です。
      ガルバリウム鋼板は以前『町屋の家』でもご説明した通り
      主にアルミと亜鉛でできている軽くて錆びない耐久性のある金属板で
      最近では屋根材として多く使われています。。
      設計事務所さんとの家つくりではガルバリウム鋼板を壁材として用いる
      ケースは多々ありますが、ハウスメーカーさんの住宅や建売ではまず
      見かけることはないと思います。
      モルタル通気工法も昔の住宅とは違いモルタルと構造材の間に通気層を
      設けることに依り壁内湿気を常時放出し建物の耐久性を大きく向上させる
      と共に二重壁構造により防水性能を向上させます。 


       玄関を入ると約28畳のLDKとなります、、天井高はなんと3.2M
       とても贅沢な空間です。


       床から天井までの大きな窓です、北面と東面に配置することで
      朝のすがすがしい光と午後は西日を避け柔らかな光を取り入れる
      事ができます。

        玄関の周りにもFIX窓を設けています、足場がかかっているのに
       とても明るいです。
       
2階へと続く片持階段

        


           平板だけでは強度が保てないのでアングル補強をしています。
       また、スリット階段にすることで玄関からの光をLDKまで
       遮らず通すことが出来てとてもシャープな感じがします。
       設計事務所さんの家はいつも勉強になります、、
       次回の見学が楽しみです。



〔善福寺の家〕

設計・監理:ピコグラム建築設計事務所→こちら
施工:ASJ東京北スタジオ【株式会社オオバ工務店】
   〒115-0052 東京都北区赤羽北3丁目16番25号
   TEL:0120-702-112
   E-mail:oba21.house@gmail.com


By ㈱オオバ工務店
ラベル:Project,善福寺の家
       

2017/10/04

川口の家Project 地縄張り

        川口の家の地縄張りを見学しに行ってきました。
        実際に工事が始まる前におおよその建物の配置をお施主様と
        設計事務所に確認していただく為に建物の外周面を縄で張る
        作業です。
        弊社では地鎮祭のタイミングに合わせ地縄張りを行う様に
        しています。


        この測量機械はトランシット(セオドライト)と呼ばれ
        任意のポイントや通り芯から正確に角度を測るとても精密な
        ものです。
       


        今回の建物の位置は左のブロック塀に対して平行に配置
        されますので、一つ目印を出して・・・



         ブロック塀に平行のラインを出します。

        ブロック塀からの平行した通り芯(奥と手前の赤色の目印)
        がでたらそのラインから直角の線を出していきます。
あとは設計図書の寸法通りに外周面を縄で結べば地縄張り
        の完了となります。


         




〔川口の家〕

設計・監理:スタジオ・スペース・クラフト一級建築士事務所→こちら
施工:ASJ東京北スタジオ【株式会社オオバ工務店】
   〒115-0052 東京都北区赤羽北3丁目16番25号
   TEL:0120-702-112
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By ㈱オオバ工務店
ラベル:Project,川口の家